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臨也と甘楽ちゃんで七夕ネタです。
甘楽ちゃんは別館設定。
大丈夫な方は 続き よりどうそ。 「織姫と彦星って可哀想だよね」
「何、いきなり?」
「1年に1回しか会うチャンスがないのに、雨だったら会えないんだよ?可哀想じゃないか」
「臨也にそんなセンチメンタルな感情があるなんて思わなかった」
「酷いなぁ。俺だって世界の有り様に嘆きを感じたり、憂いを抱いたりするさ」
「へぇ…」
「…俺だったら愛しい甘楽に1年に1回しか会えないなんて耐えられない」
「臨也は天帝の言葉なんて聞かないでしょ?」
「聞かないよ。甘楽を俺から奪う奴は誰であっても許さない」
「私が織姫なの?」
「俺が彦星ならね。それとも甘楽には彦星がいるの?」
「いるわけないって臨也が1番わかってるんじゃない?」
「わかってるよ。甘楽に1番相応しいのは俺だからね」
「…」
「甘楽、好きだよ。愛してる。だから俺だけの織姫でいて、俺だけを甘楽の彦星にしてよ」
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